「野心家の時間割」邱 永漢、PHP研究所
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(私の評価:★★★★☆)
●時間という切り口で人生というものを考える秀逸な一冊です。15年前の本とは思えない内容には邱永漢氏の時代を見る目のすごさを感じます。
●それに、邱永漢氏の本を読んでいると、「中金持ちを目指そう」「時間持ちを目指そう」など、他の作家がネタにしたような考え方があったりして、面白いですよ。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・出世するならまず三分間スピーチだ!(p30)
<今日、会社でスピーチ仲間を作ります。>
・ベストセラーズは読まない。ベストセラーズを読むくらいならロングセラーズをよむ。またなるべく自分の知らない分野について書かれた本を読む。知らない著者の本も買う。(p102)
<色々な知らない情報を集めるということですね>
・お金は大事にする人のところに集まってくる。だから、大事にすればするほどお金は増えてくる。ところが、時間は大事にする人ほど残りが少なくなっている。というより時間をふんだんに持っている間は時間の値打ちがわからないから、時間を大事にしない。それが持ち時間がなくなるに従って、時間の有難さがわかってくるから、時間を大事にするようになるのである。だからそのこと自体が時間切れの近づいていることを意味している。(p115)
<若い人は時間があってもお金なし、年寄りはお金があっても時間なし、ということでしょうか>
・お金のある人は、お金そのものが人をこき使う性質を持っているので、よほど気をつけないと、いつの間にかお金にこき使われて一生を台無しにしてしまう。(p118)
<お金は必要不可欠ですが、こき使われないように気をつけましょう>
・私が観察していると、多忙をきわめている人で、「忙しい忙しい」と愚痴をこぼす人は滅多にいない。ヒマな人はたまに用事があるとそれが頭にひっかかって「忙しい」とつい思い込んでしまうが、忙しいスケジュールの人は過密スケジュールが当たり前だから、ちょっとでもヒマができると、ヒマな時間をうまく利用しようとする。だから時間のない人ほど時間のつくり方が上手になる。(p121)
<確かにヒマな人ほど「忙しいカンベンして」と言いますね>
「野心家の時間割」邱 永漢、PHP研究所(1987/09)¥470
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(評価:★★★★☆)


