食は広州に在り |邱 永漢
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食は広州に在り
邱 永漢
中央公論社 刊
発売日 1996-09
価格:¥680(税込)
「美食エッセイ」にして「言葉の饗宴」 2005-07-28
今や「金儲けの神様」として中小企業のオジサン達のカリスマと
なった邱だが、直木賞受賞作「香港」をはじめそれまでの日本文学に
なかった海外(での)ハードボイルド物や技法を導入し、檀一雄、三島由紀夫、
吉田健一とも終生交流があったことでもわかるように文学者としても
一流の存在である。この本はその邱が中国の美食のみならず中国古典に
関する深い造詣を語った「言葉の饗宴」であり、丸谷才一をして
「戦後の食の随筆の三傑作の一つ」(あとの二つは檀と吉田の作品で
ある)と言わしめた名著である。丸谷ならずとも、邱が文筆活動に
専念しなくなった(それはそれで素晴らしいのだが)のが惜しまれることだろう。
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この記事は2006/4/19に作成しました。
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